石油などの化石燃料の枯渇問題が背景となり、石油以外で走行可能な車の開発が行われています。
プリウス
プリウスはトヨタが開発したハイブリット車です。ガソリンを燃焼させて動くエンジンと、電気で動くモーターの両方が搭載されています。近年国内で販売台数NO.1となることが多いトヨタですが、その中でもプリウスは人気があります。ドライブをしているときや、ショッピングセンターの駐車場を歩いているとき、必ずといってよいほどよく見かける車ではないでしょうか。2019年上半期には70.277台販売され、日本での販売台数が1位になりました。
プリウスは1997年から販売を開始し、現在までに4回のモデルチェンジを行いました。ここでは世代間での違いや、プリウスPHVなどタイプの異なるプリウスについて紹介します。
初代プリウスから4代目となる現行モデルを見てみよう
1997年から2002年まで販売された初代モデルは、リッター28.0kmという当時では驚くほどの低燃費車として売り出されました。2003年に初のフルモデルチェンジが行われ、走行距離もリッター29.6㎞に伸びます。更に2009年にプリウス2度目となるフルモデルチェンジが行われると、車体が一回り大きくなり、エンジンとモーターの性能がアップし、走行距離もリッター32.6kmと飛躍的に伸びました。2015年から販売が開始された現行モデルのプリウスでは安全性の機能が高められ、衝突を回避するシステムなどが搭載されています。
プリウスPHVとは?
PHVはプラグインハイブリットのことで、普通のプリウスよりも電気で走る比重が高く、電気とガソリン両方で走る車とイメージしていただいてよいでしょう。また、付属のコネクターを差し込むことで、家電製品などへ電力を供給することが可能です。